20Jul16

ぼくの地元の三重県では、芦浜原発建設をめぐり、37年間にも渡る反対運動がありました。

中部電力が漁協に数億円を配り、反対派を買収していく中で推進派が増え、
一度は海洋調査の受け入れが決まってしまいました。
海洋調査の受け入れは原発誘致を意味するのですが、
これを阻止したのは、住民の座り込みによる直接行動でした。

芦浜の反対運動は、ぼくらに以下のこと教えてくれていると思います。

・議会や組合の多数派は金と権力で(ある程度)作り出せるということ。
・議会外の直接行動が、市民運動の要であるということ。
・座り込みや署名運動が無ければいまごろ三重県にも原発があっただろうし、誘致されていたら、地元でも福島で起こったような原発事故が起こり得たということ。
・生活と政治を地続きのものとして、生活を守るために行動を起こすことがいかに大事かということ。

さて、沖縄の参院選では沖縄担当相だった島尻氏が落選しました。
これで沖縄の選挙区では衆参両院、自民党の議員が1人もいなくなりました。
6月の県議選に続き、基地反対の民意が明確に示されたというわけです。

ところが、参院選が終わった翌日、
政府は高江(沖縄県北部)のオスプレイパッド建設強行に動き出したそうです。
人口160人あまりの高江に、機動隊を500人投入する模様。

選挙で(もうかれこれ何度も)明確に民意が示されたにも拘らず、です。
「民主主義」や、「人間の尊厳」といった概念と、ちょっとでもまともに向き合ったことのある人なら卒倒してしまうんじゃないだろうか。
許されることじゃない。

ただし、議会政治が機能しないという失望が、逆説的に別の希望を生み出しているように見えます。
それは議会の外での「直接行動」です。
こんな状況だからこそ、現場では座り込みという手段が、柔軟に編み出されていったのだと思います。

場所は遠くからになりますが、これからも、自分の日常の中に「現場」を創り出しながら、座り込みへの連帯を発信していけたらと思います。

By Kaffeepause

 

沖縄や基地に対する間違った認識には、分かりやすいQ&Aをどうぞ。
『それってどうなの? 沖縄の基地の話。』http://okidemaproject.blogspot.jp/

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